榮周先生 コラム

想念とカルマ

今回のコラムは心技体の状態の事を書いていきます。
全てはバランスで調和です。それらのバランスの状態が現在の自分です。
いくらエネルギーを与えてもそれを吸収出来る器がなければ意味がありません。
なぜ心の状態が大事なのかといえば、それは想念の束が心だからです。
「こころ」とはそういったものです。

想念とは思いのエネルギーです。そしてこの思い（念）はエネルギーを秘めています。
毎日の生活の中で　高尚な思いや愛を与える事に心を費やす事が多ければ、自然にプラスのエネルギー蓄えていきます。

しかし、恨みや言葉に嘘があったりすれば　マイナスのエネルギーを蓄えることになります。それだけ言葉には大きな力を秘めています。
言葉に出さなくても、思うだけでも、その力は莫大なエネルギーに変化しています。
言葉に人を活かす力もありますが、その逆に殺す力も秘めていますので気をつけなければなりません。
人を傷つける行為は自分自身を傷つける結果になります。

相手に対して慈悲をもって行動することが大事です。
慈悲とは自分の幸せを周りの人にも分け与える心です。
自分だけと言うエゴは小さな満足感しか得ることが出来ませんし、その満足感も永続することはありません。自分の中にあるストレスを他人に与えて発散するのもエゴですね。
一時的なストレス発散にはなるので少し気が楽な感じになりますが、後から大きな苦しみとなって返ってきます。

仏教でもまず三悪趣の滅尽からはじめます。
貪り、単純な快楽、憎しみです。
貪りとは人のものを妬んで奪ったり、単純な満足感のために必要以上に所有したり、食べ物に対しての欲求もこれにあたります。
小さなプライドの為に自分を大きくみせるために人を傷つける行為も貪りにあたります。それらの行為や心の作用は不安や恐れから来ます。
憎しみもいつまでも人を許さない心です。
自分も同じような行為を前世で行っているのです。愛の無い性行為一時的な快楽等は単純な快楽です。これらの心の行為は魂にマイナスのエネルギーを与えていきます。そして最終的には地獄に行くのは言うまでもありません。動物界や餓鬼界や愛欲地獄です。それらは心の行為の結果にあたります。

強い想念や行為はカルマを生みます。
その欲求を果たす事が出来る場所に死後、魂は向かいます。欲求を果たすために。そしてまた生まれ変わりますが　動物として生まれ変わるかもしれません。
我々は何ももっては死後行けません、心だけです。心の浄化を常に考えなければいけないのです。

時には心を鬼にしなければいけないこともある。それが非情。
端から見て大変そうだと思って手を差し伸べたり、物を与える行為は時にはその人間を堕落させる。可愛いいからといって何でも与えてその子が体を壊して動けなくなる。何でも代わりにやってあげたりすればその子の可能性を削ぐ事にもなります。
こういった複雑カオスの世界に我々は置かれています。
そういったことを知って、情ではなく本当の愛情をご縁のある方に向けるのが大事になりますね。

千里眼　榮周

投稿日：2016/02/16

幸せな運命は気に宿る

はじめまして千里眼の榮周と申します。
本日はコラムを通し、自身の紹介をいたしたいとおもいます。
なるべく皆様の為になる事などを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

私は占いなどを通し、私とご縁のある方々と接してきましたが、
占い以外だと　ヒーリング、気功、ヨーガ、武術、そういった事もやってきました。
その中でも今回は　気功のお話をしたいと思います。

私はカードなどの占いも行いますが、気の感覚を使って視たりしています。
この気の感覚は大変便利です。
皆様も是非生活の中でお役立てしていただきたいと思います。

色々なお客様が色々なお悩みを持ち、ご相談にいらっしゃいますが、
深刻な悩みを抱えていられる方は　大体が気が通っておらず、しかも、良くない気が体を巡っている状態にあることが多いようです。
この状態では　いくら占って良い方向に導いたところで、元の木阿弥に戻るのは当然なのです。
所謂、負のスパイラルに陥って、出ることが出来ず、もがき苦しみ、幸せをつかむことが出来ないばかりではなく、周りを不幸にしてしまう恐れもあるわけです。知らない間に愛する人さえも傷つけてしまうことも。

そうならない為には沢山の回避方法があります。
簡単に言えば　陰の気が体に充満してしまっているので、この陰の気を外に出し、陽の気を体に取り入れなければいけないのです。
こうすることだけで、大概の悩み事は解消されるでしょう。
その方法、実践方法は次回から詳しく述べていきたいと思います。

千里眼　榮周

投稿日：2016/01/16

幸せな運命は気に宿る②

こんにちは、榮周です。

今回は前回の続きを書いていきます。勿論呼吸法です。

人間は呼吸をしないと生きていけません。呼吸をすることで身体に外部から空気を吸収してエネルギーにしているのです。

そう空気はエネルギーなのですね。書いて字のごとく気を含んでいるわけです。
この気が無ければ　人間の意識する力が無くなってしまい、色々な事を考えたりもできなくなります。目に見えない空気にはとんでもなく大事なエネル ギーが含まれている事が分かりますね。

この気は意識していけば理解できるようになってきます。感覚が敏感になります。
慣れてくれば　目でオーラとして確認できるようになってきます。
コントロール出来ない潜在意識を呼び起こしていくことになります。
霊的な成長も促していきます。

細かいことを述べてもキリがないので、実際に感じて行くにはどうしていけばいいのか。気を動かして、流して、通して行きましょう。

通すと書いたのも、大体、氣道は詰まっているからです。
エネルギーが停滞してしまっているんですね。

本日は誰でも出来る方法を説明します。
簡単ですのでやってみましょう。出来れば毎日してみてくださいね。

①ベッドやソファーなどの上で、まずはくつろぐ。
身体を意識的にぐにゃぐにゃにしていく。とにかくくつろいでみてください。
自己暗示していってもいいです。それができるのなら早いです。

イメージが重要です。焦っては駄目。
する前にリラックスしやすいように、軽く柔軟体操をするのもいいです。

肩の力を抜く、顔の力も抜く、お腹も、足も全身。
最後に全身の力を意識的に抜いていく。

そして、呼吸をしていく。鼻から息を１０秒かけて吸い、４０秒お腹に呼吸を貯める。
貯める場所は丹田と言われるおへその４センチ下（男性）（女性は４センチ上）呼吸をゆっくり吸い込みながら肛門を締め上げる。

そして、４０秒後にゆっくり口から２０秒かけて出していく。

間隔は１：４：２ですので、５秒、２０秒、１０秒でも大丈夫です。

慣れてくれば秒数を増やせばいいです。それを１０セットやってみましょう。
最終的には２１セットに増やしていきましょう。

効果は徐々に現れていきます。
また効果のほどを教えてくださいね。

千里眼　榮周

投稿日：2016/01/16

幸せな運命は気に宿る③

本日も前回の続きのコラムを書いていきます。

前回は実際の呼吸方法を掲載しましたね。
今回は呼吸の種類にスポットを当ててみようと思います。

もちろん、瞑想に入る前には、体をリラックスさせないとダメです。
体が固い状態だと深い瞑想には入ることは出来ないのです。

前回までの呼吸法は「調息」と言う呼吸方法で、これからお伝えする方法は「武息」と言う呼吸方法です。

この呼吸方法は　気のエネルギーを短時間で集めるには良い呼吸方法です。

まずは、吸気を小刻みに鼻から吸い込む、その時に肛門を締め上げる。
もちろん吸気は丹田に集めていきます。
そして、舌を上顎に付けます。

呼吸を切りながら吸い、切りながら呼吸を吐く、吐くときには肛門は緩める。
意識を丹田に向けましょう。

くり返していけば、丹田に熱が宿ってきます（陽気）

これも１０秒で呼吸を切りながら吸い、４０秒を丹田に呼吸を留める。

そして、留めた呼吸を口から切りながら、ハッハッハと２０秒かけて小刻みに吐いていく。

この間隔は５秒→２０秒→１０秒でもよし。
これで、丹田に陽気がみなぎっていきます。

この時に大事なことは、精を外に漏らさないことです。

それはどういうことだといいますと、過度な性行為は避けるべきで、規則正い生活、食事の制限、食事も摂り過ぎることもエネルギーを奪ってしまいます。エネルギーを蓄えるためには　どうしてもこれらを特に考えて日々精進することが大切になります。

やる回数などは１０分でもいいですし、一時間でもいいです。

これと合わせて大事なのは心の状態です。

「徳」→「慈悲」→「知識」→「智慧」

心の状態を完全にクリアーにして、純化すれば氣道は自動的に開きます。

しかし、その状態に持っていくのは大変時間がかかるので、合理的なやりかたとして、こういった方法があるのです。

次回は心の事を書いていきますね。

千里眼　榮周

投稿日：2016/01/16